オキ『ダブ・アイヌ』

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OKI 『DUB AINU』

中古CDになります。帯あり。プラケース後面に微ヒビあり。CDに微スレキズありますが、再生に問題なしです。

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#メルおじ世界〜自然

以下、抜粋…

アイヌ民族唯一の弦楽器・トンコリの奏者OKIがアイヌ文化伝承者で、ウポポ(座り唄)とムックリの名手であった故・安東ウメ子の過去リリース音源をもとにダブ・リミックスを行ったアルバム。

アイヌを父に、日本人を母に持つOKI。カラフト伝来のアイヌ民族唯一の弦楽器“トンコリ”や、アイヌの歌“ウポポ”といったアイヌ伝統音楽を再発見し継承するとともに、世界のルーツ音楽を融合させたオリジナリティ溢れる音楽世界を切り拓き、国内外で高い評価を得ている彼が、2004年7月に惜しくもこの世を去った安東ウメ子の過去リリース音源をリミックス！OKIがプロデュースを手掛けたトラックに、自身のもう一つのルーツであるDUBの精神を注ぎ込んだスピリチュアルな1枚。アルバム未発表曲「アフガン・ハーバル・ガーデン」収録！

以前の取材時にOKIはレゲエに対する熱い想いを語っていた。アイヌ民謡をコンテンポラリーなスタイルで継承するトンコリ（アイヌの弦楽器）奏者のOKIとレゲエがどのように結びつくのか、そのときはイメージできなかったが、自身の過去音源に加え、先頃惜しくも逝去したアイヌ文化の伝承者、安東ウメ子の楽曲をダブ化したこの楽曲集を聴いて納得がいった。原曲のナチュラルなグルーヴを活かしつつ、OKI自身によるベースをプラス。ディープな酩酊感を伴った“HUTARE DUB”（原曲は安東）、アフロビート的な新曲“AFGHAN HERBAL GARDEN”などから聴こえてくるのは、〈アイヌ民謡はレベル・ミュージックである〉というOKIの静かな叫びである。ヒリヒリとした痛みを伴いながら、それを押し返す〈強い音〉が渦巻く全6曲。曲数の少なさだけが不満だが、安東への鎮魂歌というにはあまりにも未来への希望に溢れた素晴らしい楽曲集だ。